奨学金制度とは?①どんな種類があるのか教えます!
2021年8月より募集を開始した「STEM高校生女子奨学金」の応募締め切りが、10月10日(日)に延長されています。
POINT
✔️ 返済不要の奨学金
✔️ 理系高校に進学する方
✔️ 成績や所得の制限なし
✔️ 「抽選制」で誰にでもチャンスあり!
「STEM高校生女子奨学金」は、STEM(理系)領域に興味関心のある女子学生が理系高校へ進む意思決定の一助になることを目指し、山田進太郎D&I財団によって始められた奨学金です。
返済不要の給付型で、今年の8月〜9月末まで希望者を募っていましたが、募集期間が10月10日(日)まで延長されることになりました。
株式会社メルカリ代表取締役CEOである山田進太郎さんが、2021年7月に設立した財団です。
財団活動を通じてD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進し、ジェンダー・人種・年齢・宗教などに関わらず、誰もが自身の能力を最大限に発揮できる社会の実現へ寄与することを目的としています。
設立後、最初の取り組みとして、理系職種でのジェンダーバランスの崩れに着目。将来的に大学における理工学部系の女性比率を2035年までに28%まで伸ばすことを目標に掲げ、活動を初めています。
今回の「STEM高校生女子奨学金」はその第一歩に位置付けられています。
2022年4月に高校入学予定で、以下の条件に当てはまる方がこの奨学金の対象者です。
最大100名の採用が予定されています。
財団ホームページ「2022年4月入学 対象高校リスト」にある高校への進学者が、奨学金へ申し込みができます。
「国公立進学者」と「私立進学者」によって異なります。
国公立進学者 | 私立進学者 |
25万円(年額) | 50万円(年額) |
2022年5月頃、指定の口座への振り込みが予定されています。
最大高校在学中の3年間、高専在学中の5年間です(ただし継続審査が行われます)。
応募は財団ホームページからのエントリーフォーム記入だけでOKです。
フォームの内容は、
となっています。
2021年10月10日(日)です。
誰にでも平等なチャンスを、という理由から、この奨学金は抽選形式で行われます。成績状況の確認や小論文などの審査はありません。
エントリーフォームに「STEM分野への進学で実現したい夢」の記入欄がありますが、こちらも合否を決定づけるわけではないようです。
ただし、財団が掲げるミッションであるD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)などの観点から調整を行うことはあるそう。
エントリーフォームの情報に不備がない応募者から抽選で、奨学金の内定者が決まります。
選考段階 | 内容 | 時期 |
WEB上で受付 | エントリーフォーム記入 | 10月10日(日)まで |
抽選 | 10月15日頃 | |
結果通知 | 応募者全員にメール、内定者へは今後のスケジュールを共有 | 10月末 |
内定者のみ | 給付決定のための必要書類を提出 | 2022年3月31日まで |
振込 | 指定の口座へ振込 | 2022年5月中旬まで |
今回の募集は2022年4月に進学予定の方に限定されていますが、第2弾以降のプロジェクトも検討中とのこと。
財団へメール登録もしくは財団公式Twitterをフォローしておくと、今後のプロジェクトについてのお知らせがもらえます。
奨学金やイベント情報に興味のある方はチェックしておくとよいでしょう。
抽選式で気軽に応募ができるSTEM高校生女子奨学金は、理系進学を目指す女子学生におすすめ。財団のホームページからは「SETM分野で活躍する先輩からのメッセージ」も見ることができます。
募集期間が延長したこの機会に、ぜひ応募してみてください。
参考:https://www.shinfdn.org/