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やらない後悔よりもやって後悔!転職が、副業へのチャレンジにもつながった。

コラム
2023.04.07

今回は病院薬剤師のKさんにインタビューさせていただきます!
まずは自己紹介・略歴を教えて下さい。

現在、病院薬剤師として勤務していますKです。
私の略歴についてご紹介させていただきます。私は将来何になりたいかという夢がなく、母が薬剤師をやっているということもあり、自分の性格も考慮した上で免許のある薬剤師を目指すようになりました。
そして大学で薬学を6年間学ぶ内に、他大学の学生よりも専門分野で勉強してきたことを無駄にしたくないと思い、より専門知識が求められる病院薬剤師を目指すようになりました。
しかし、本当に上記のような漠然とした理由だけで病院薬剤師でやっていくことに不安がありました。そこで、インターンや就職活動では薬剤師免許が必要な職種はもちろんのことながら、CRO、MR、食品開発、化粧品会社等々、薬剤師が実際に携わる業界を幅広く見て納得した上で消去法していき、病院薬剤師一本に絞りました。
病院薬剤師に絞った後の病院選びでは、幅広い診療科での知識を得て、ジェネラリストとして薬剤師の多様性を育みたいと考えるようになりました。そして、病床数の多い大学病院を志望し、ご縁があり新卒でそこで従事することになりました。
実際大学病院では業務を行う上での細かな内規や薬学的な知識等、薬剤師としての基礎知識を学べる場であり、薬剤師として成長できる場として申し分ない環境でした。

転職活動のきっかけはどんなことでしたか?

大学病院は、病院が大きい分、従事する薬剤師数も多いため、部署の異動等が中々ない状態でした。私自身の性格上、同じことを繰り返すことをあまり好まず、新しい変化を求めていたため、2年半弱で現在の民間病院に転職することを決めました。
転職活動を始める際は病院で薬剤師として様々な業務が出来るところを探していましたが、活動中に病院でも副業ができるところがあることを知り、その条件を満たした現在の民間病院に就職することになりました。

転職をして、変化はありましたか?

実際現在の民間病院でも急性期であり高度医療の知識が求められていますが、基盤となる薬剤師の業務はどこの施設でも大きく変わらないため、前職で培ってきた知識が大いに活かされたと今となっては感じています。そのため2ヶ月で業務は卒なく熟せるようになり、学生時代から気になっていた薬局業界にも副業としてチャレンジすることが出来ました。実際に薬局で週1程度ですが携わり、病院では知り得れなかった薬や保険等々の知識も身につけることが出来、より断片的な知識が繋がったように感じています。

20代の転職を考える薬剤師さんにメッセージをお願いいたします。

私から言えることは、長期でのキャリア形成を考えるのももちろん大事ですが、社会情勢というものは常に変化していくものですから、目先のキャリアに拘っても良いと思います。
特に20代は一番行動しやすい年代ですし、採用側も期待が込められやすいため、自身の意志さえあればいろいろなことに挑戦できると思います。そこで勤めながら人との繋がりを経て、自身の見立てた将来設計は大きく変わっていくと思いますので、是非将来に悩んでいる方はまずは、今何をしたいかどうしたいかを考えて行動してみても良いかもしれません。

20代のうちは、自分の意思をもち様々なことに挑戦していきたいですね!
Kさんの今後の目標はございますか?

私は「思い立ったら行動する。やらずに後悔するよりやって後悔しろ」という言葉を私は座右の銘にしていますので、今後の目標は未だに明確なものはありません。
しかし、良くも悪くも飽き性であり、チャレンジ精神だけは人一倍あると思いますので、薬剤師としての職能を活かした取り組みを今後も模索しながら行っていきたいと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

今回はKさんにインタビュ−させていただきました!
常に変化する社会の中で、長期的な計画を建てるより、短期的なキャリアを大切にしながら柔軟に行動していく、という考えがとても勉強になりましたね!
病院で勤務されながらも、薬局での副業にもチャレンジされたKさん。今後のKさんのご活躍が楽しみです^^
 
「奨キャリ薬剤師」は若手薬剤師さんのキャリアを応援すべく、様々な背景を持った薬剤師さんにキャリアインタビューを行っています。その他の方の記事もぜひご覧くださいね!
キャリア選択に向けて、素敵なロールモデルとの出会いがありますように・・★