奨学金制度とは?①どんな種類があるのか教えます!
夢を見据え、自由に羽ばたいていきたい若者へ朗報!
「孫正義育英財団」が 2022年1月18日(水)〜3月1日(火)午前10時 まで、第6期支援人材の募集を行っています。
この財団は進学や留学に使える奨学金だけでなく、未来を拓く環境ごと後押しをしてくれるのが特徴的。高い志を持つたくさんの仲間たち、先輩たちと出会えるチャンスです!
1月29日には「オンライン説明会」もあるので、気になる方は申し込んでみてはいかがでしょうか?
POINT
✔️ 返済不要の支援金だけではなく、
夢を実現するための環境を幅広くサポート
✔️ 世帯年収や居住地不問、25歳以下で条件に合えば応募OK
ソフトバンクグループ株式会社代表取締役 会長兼社長執行役員の 孫 正義 氏が2016年12月に創設した財団です。
“高い志と異能を持つ若者が才能を開花できる環境を提供し、未来を創る人材を支援すること” を目的として、以下の事業を行っています。
下記のリンクからは、財団紹介VTRが視聴できます。
財団が行っているのは奨学金事業だけではありません。
分野を問わず、高い志と異能を持つ若者を「財団生」として認定し、
など、財団生が才能を開花し、未来を創る人材として羽ばたくための様々な支援を無償で提供しています。
財団生は、財団が運営する施設「Infinity」(東京都渋谷区)を自由に利用できます。
この施設は、研究や開発などの様々な活動や、イベントや勉強会開催など、財団生同士の交流の場として活用してもらうために作られました(※財団生認定日から1年間有効、最大5年間財団生として在籍可能)。
スーパーコンピューター、3D プリンター、ドローン、VR・AR 機器、Pepper、タブレット、各種 OA 機器などを常設したガジェットエリアでは、最新テクノロジーに触れることができます。その他ワークエリアやカフェテリア、ブックシェルフなど、施設内にある書籍や設備は自由に利用可能です。
財団では、有識者による講演会や、その他財団生同士の交流促進につながるイベントを不定期で主催しています。財団生はこれらのイベントに無償で参加することができます。
講演会では、財団理事をはじめとした各業界の専門家・有識者たちの貴重な話を聞けます。自らの才能を生かしたい方にとって、価値あるものになることは間違いなし!
財団生のうち希望者は、学費、研究費、その他成し遂げたい夢の実現に向けて必要な費用の支援を財団へ求めることができます。
この支援金に返済の義務はありません。
ただし支援金を受けるには、財団の審査に通過することが必要です。
費用は “給付対象となる内容に応じて合理的に必要と認められる金額を支給(財団ホームページより引用)” とされており、決まった金額は決められていません。選考過程で個別に話し合いながら、支援内容・金額を決定していくそう(給付期間:最長5年間)。
進学や留学はもちろん、将来経験したいことや今後成し遂げたいことを応援するための支援なので、これまでに
などが行われてきました。使い道に高い自由度があるのは魅力的ですね。
2021年7月時点で、財団が支援している人材は 240人。
年齢構成は
10歳~14歳:34人(14%) |
15歳~19歳:61人(25%) |
20歳~24歳 : 79人(33%) |
25歳~29歳:66人(28%) |
で、最年少は10歳、最年長は28歳だそうです。
財団のホームページには、財団生・準財団生による「自己紹介」が掲載されています。どのような方が採用されているのか、仲間の姿をぜひ見てみてください。
孫正義育英財団の財団生になるには「財団生選考」へ応募しなければなりません。
応募時点で 25 歳以下、かつ次の1〜5の応募資格いずれかを満たしている方が応募できます。
上記をクリアしていれば、世帯年収や居住地は問われません。
応募資格のある方のうち選考委員会による審査を通過した方が、1年間の有効資格である「準」財団生になれます。(“原則として準財団生”であるため、場合によってはそのまま正財団生となる場合も)
その後、準財団生の有効期間が終わったのち、「正」財団生認定の選考が行われます。ここで合格すると正財団生へ昇格します。不合格となった場合は準財団生資格を失いますが、再度財団生選考への応募は可能です。
準財団生から正財団生となった場合は準財団生認定日を基準に、準財団生を経ずに正財団生となった場合は正財団生認定日を基準とし、在籍する教育過程の修了時期を加味した上で、正財団生資格の有効期間が個別で決められます。
詳しくはこちらのページでご確認ください。
財団生は35名(目安)を採用し、翌年度以降も毎年適宜の人数の採用を予定しています。
財団生選考は、書類選考と面接を含めて3次選考まであります。
選考段階 | 選考内容 | 選考時期 |
1次選考 | WEBエントリー | 3月予定 |
2次選考 | 面接(プレゼン、質疑応答) | 4月予定 |
3次選考 | 選考委員によるプレゼン審査 | 5〜6月予定 |
参考:孫正義育英財団ホームページ「募集要項 財団生選考手続」
はじめに行うのは財団ホームページからのエントリー。現在は「第6期支援人材の募集」が行われています。
必ず募集要項をよく読んでから、エントリーボタンを押しましょう。
をフォームに入力します。
「該当する応募資格項目へのチェック」では、チェックした内容に応じてその後の記入欄が変わります。
応募資格の
が該当する方は、それに関する根拠や実績を記入する項目が自動で出てきます。この時点では自己申告ですが、合格後には事実を証明する資料の提出が求められますので、虚偽の内容とならないように注意してください。
応募資格に「5.本財団事務局の論文選考で優れた思考を発揮している方」が該当する場合は、エントリー完了後に、論文テーマと提出用紙がダウンロードできるメールが届きます。メールに記載された方法に従って論文を提出してください。
エントリーで入力した内容は、1次選考で審査されます。
1次選考では入力内容をもとに、知能のほか、事業経験や事業実績を考慮したうえ、将来の夢や目標が本財団の趣旨に適ったものであるかがチェックされます。
2次選考は面接を行い、審査員がポテンシャルや性格を確認します。
そのうえで、応募者によるプレゼンと質疑応答を通して、総合的な人物審査が行われます。
3次選考(最終選考)は選考委員によるプレゼン審査です。
その後、選考委員会の選考を経て代表理事が合否を決定し、合格者本人へ通知が届きます(7月ごろを予定)。
第6期支援人材の募集は、
までです。
第6期支援人材の募集について、志望者本人を対象としたオンライン説明会が実施されます。日時については下記の通りです。
内容は
といったものが予定されています。
説明会に参加するには、事前登録が必要です。
2022年1月23日(日)までにフォームからお申し込みください。
説明会の動画は後日財団ホームページにて掲載予定だそう。
当日用事で参加できないという方も安心ですね。
今年から財団に関する公式アカウントが開設されました。
財団の活動内容や支援するメンバーの紹介など、さまざまな情報を定期的に発信していくとのこと。
財団生の夢に向かう環境ごとサポートしてくれるのが魅力的な「孫正義育英財団」。
興味のある方は財団のホームページと説明会、公式ソーシャルメディアの発信をぜひチェックしてみてください。
参考:https://masason-foundation.org/